日本独立

戦争に負けてもこの国は誰にも渡さないー。

第二次大戦終戦直後、GHQに占領された日本において、GHQと互角に渡り合った二人の男がいた。その名は、白洲次郎（浅野忠信）と吉田茂（小林薫）。終戦の年の晩秋、外務大臣になって間もない吉田は、２４歳年下の白洲に、GHQとの交渉役を委ねた。海外を飛び回る実業の第一線を退いて郊外で農業に専念していた白洲は、妻・正子（宮沢りえ）の後押しもあり、吉田の力になることを決意する。米国主導で早急に憲法改正を推し進めようとするGHQに抵抗し、熾烈な交渉の場に臨む二人。彼らの心にあったものは、一刻も早い日本の独立への思いだった。本音で激論を交わすことをいとわない、親子ほども年の違う二人の絆、そして日本の未来を見据えた熱い思いと覚悟を描く、人間ドラマが幕を開ける。

（劇場公開作品）

CAST

浅野忠信（白洲次郎）：『ミッドウェイ』（ローランド・エメリッヒ監督）『幼な子われらに生まれ』『淵に立つ』『私の男』
宮沢りえ（白洲正子）：『湯を沸かすほどの熱い愛』『紙の月』『父と暮せば』『たそがれ清兵衛』
小林薫（吉田茂）：『ナミヤ雑貨店の奇跡』『深夜食堂』『舟を編む』
柄本明（松本烝治：国務大臣）：『楽園』『万引き家族』『悪人』『座頭市』『カンゾー先生』
松重豊（近衛文麿：元内閣総理大臣）：『罪の声』『糸』『コーヒーが冷めないうちに』『検察側の罪人』『ディア・ドクター
石橋蓮司（幣原喜重郎：内閣総理大臣）：『大コメ騒動』『一度も撃ってません』『キングダム』『アウトレイジ』　

STAFF

監督・脚本：伊藤俊也『ロストクライム–閃光–』『誘拐報道』※モントリオール世界映画祭審査員賞受賞
企画：鍋島寿夫『海辺の映画館–キネマの玉手箱』『関ヶ原』『日本のいちばん長い日』『２２６』
スーパーバイザー：奥山和由『海辺の映画館–キネマの玉手箱』『地雷を踏んだらサヨウナラ』『２２６』
撮影：鈴木達夫『ロストクライム–閃光–』『父と暮せば』
音楽：大島ミチル「NHK大河ドラマ・天地人」『眉山』『失楽園』

セルINFORMATION

セル発売日：2021/6/2
セル規格番号：ADM-5198S
製作：2020年　日本
字幕：日本語字幕（一部）
音声：日本語（一部英語）ドルビーデジタル5.1ch
仕様：COLOR/16：9LB（ビスタサイズ）/片面2層/MPEG-2/No.2（NTSC）
本編時間：127分
セル価格：4,200円（税抜）

セル特典

予告編

セル発売元：AMGエンタテインメント
セル販売元：アメイジングD.C.

2021年6月発売のDVD・Blu-ray